節分は2月3日・全国各地で地域ごとの節分祭が行われます。お正月に神棚や仏壇に飾った飾り物を中心に、松や竹そして稲ワラを田圃に積み上げお焚き上げをする『どんど焼き』その炎で焼いたお餅を食べれば、この一年は無病息災に暮らせるとの行事も各地に残っています。
なかでも一般的なのは『節分の豆まき』でしょうか。多くの家では、出入り口に“イワシの頭・柊の枝”を飾り、家族そろって「福は内・福は内、鬼は外・鬼は外」と掛け声を揃えた『豆まき』が行われるのです。豆まきが終われば無病息災を願いながら“歳の数だけ豆を食べる”風習も残っています。ところで『豆まき』と『鬼』の関係は判りますか?日本人は病気や自然災害、さらには人間の悩み苦しみ、そして厳しい冬や人に嫌われる者も全てをまとめて『鬼』と呼んだのです。
でも日本の昔話を読んでみると、『人間と鬼』の愛らしい・生真面目な関係が判るのです。あの強そうな『鬼』がどうして『小さな豆』が嫌いになったのか判りますか?とある村に住む老夫婦の家には綺麗な孫娘がいました。その娘に好意を持った鬼が娘を奪いに来ましたが、老夫婦も娘も鬼の所には行きたくはない。そこで考えたのが“火で炒った豆を渡す”こと。一度火で炒った豆は芽を出さないことを老夫婦は知っていたのです。娘を奪いに来た鬼に『豆』を渡して、沢山実を収穫すれば娘を差し出すと約束をしたのです。鬼は山に帰り懸命に『豆』を育てて収穫を待ちますが、残念ながら収穫どころか芽さえ出なかったのです。鬼はとうとう約束を果たせなくなり娘を諦めたのです。この時から鬼は豆が大嫌いになり、『節分=鬼退治=豆まき』と繋がって節分の原点となったのです。これがさらに発展すると夏に雷が多い北関東では、鬼=雷様となり激しい雷雨の時には[節分の豆を食べ・お線香をあげると雷は落ちない]となります。また鬼がつく苗字の家や『お不動様』を信仰する成田山新勝寺では[鬼=お不動様]との考えで、節分の掛け声は「福は内・福は内」だけのようです。
話を戻します。外国の話ならば鬼は外敵か悪魔か魔物です。すると狙った娘は強奪して老夫婦の命さえ奪う場面が想像できるのです。
ところが日本の昔話はどうでしょう。
敵対するはずの鬼と、条件を付けて互いに納得するかたちで話し合いをするのです。約束をして果たせなければ、潔く諦め再び娘を奪いにはこない真面目で律儀な鬼の姿、強い鬼も裸の生活だから柊のトゲトゲも嫌い・魚の匂いも苦手との愛嬌も描かれているのです。考えれば植物の性質・そのほかの生きる知恵も老人は知っているということを教えているのです。
おなじように鬼が登場する『桃太郎』『一寸法師』でも鬼は、強く慾張りで人々から財産や食べ物を奪う悪者として扱われています。そこに主役の『桃太郎』や『一寸法師』が鬼退治に出掛けて、赤鬼青鬼を退治する場面がありますが、不思議に命までは奪いません。悪さを認めて反省させお仕置きをして懲らしめると、お土産を貰って帰ってくる話で終わるのです。
いかがでしょうか?敵を圧倒的に制圧しても命を奪うことをせず・懲らしめて話し合いで相手に反省を促す心優しい日本人の姿が描かれていると思いませんか?さらに多くの場合は、主役となる若者を育て上げているのはお爺さん・お婆さんなのです。多くの経験を積んだ人から英知を教えてもらうことの大切さ・子や孫に経験を教え込む使命があることを教えてくれているのが日本の昔話だと思います。
高校生・未来の主人公たちは、大きく羽ばたくためには、先生や先輩はもちろんですが、親や祖父母の英知・経験の多くを素直な心根で聴きとることが大切なのです。
(令和2年3月)
校 名 | 拓殖大学紅陵高等学校 |
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教育理念 | 「人生開拓」の教育理念のもと、益々多様化する社会と国際情勢の中で自らの人生は自らの手で拓き、どんな逆境にも耐えうる強い精神を持って、21世紀に活躍する若者達に希望と目的をもたせ、「文武両道」を、目指し大学進学,クラブ活動の振興充実を主たる教育目標としてかかげている。 |
見出し | 1 国を愛し、郷土を愛し、親を敬う。 |
見出し | ◇知・体・徳の調和と統一の取れた人間形成を目指す。 |
校章の由来 |
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昭和53年 | 木更津紅陵高等学校(男子校〉として開校 |
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昭和55年 | 拓殖大学紅陵高等学校に改称 |
昭和56年 | 共学校となる |
平成14年 | 11階建て新校舎完成 |
本校の系列校である拓殖大学は、1900年の創立以来、国際大学のパイオニアとして国際交流を推進してきました。 商学部・政経学部・外国語学部・国際学部・工学部を擁し、国内大学最大数の留学生が在籍、多彩な留学制度と14カ国語もの多彩な語学教育が行われており、世界で活躍する国際人を育てています。
通常授業時間内で代々木ゼミナールの授業をテキスト代のみで受講ができます。
様々な分野の大学進学に向けた学習環境を考え、2年次より文理どちらの科目選択にも対応できるカリキュラムを設定。
より難易度の高い大学への現役合格をめざします。
代々木ゼミナールの人気講師による英語・数学・国語(現代文)の各教科の授業を週1回ずつ実施。通常の授業時間内でテキスト代のみで受講できるため、予備校へ通う時間、経費等の負担を軽減できます。また、長期休業中の学力維持・向上に役立つ夏期ゼミの開講、さらに集中力を養う宿泊学習も夏期、冬期に計画。1年次から受講か、2年次以降にするか、ゼミか合宿にするか、また、教員による個別指導を放課後に受けることもでき、いずれも希望者が対象です。
多様化している大学入試に向け学力を養うことができるカリキュラムに加え、部活動と両立しながら1年次の基礎的な学習から3年次の受験に即した学習まで徐々に向上していくことで、進路を実現するための力を身に付けます。1年次より模擬試験を実施、生徒一人ひとりの学力を担任と進学指導部が把握し、データをもとに分析、各自の状況に合った最適な学習方法をアドバイスします。また、各種入試に必要な面接・小論文など様々な面に対する指導にも力を入れています。
自分に合ったより良い進路を選択する上で欠かせないのは、各学校の多様化・複雑化した情報をしっかりと収集し、吟味することです。
その一つの機会として、専門の講師による模擬授業や各校の担当者との面談機会を設けた進路ガイダンス、また実際のキャンパスや仕事場を訪問する大学見学会・企業見学会などを実施しています。進路を検討するための様々な情報を提供し、選択の幅を広げることで具体的な目標を持たせ、実現への意欲を高めています。
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